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Windows Updateの後、Wi-Fiのアクセスポイントの一覧が表示されなくなった

以前から、パソコンのサポートをしているお客さんから「Windows Updateの後、Wi-Fiのアクセスポイントの一覧が表示されなくなった」というご連絡を受けました。

伺ってみると、確かにWi-Fiが上手く動作していないようで、アクセスポイントの一覧が表示されなくなっていました。

一般的に、Wi-Fiが上手くいかない時は「ネットワークアダプタの有効化」や「(ノートパソコンの)Wi-Fiの有効化スイッチをONにする」で解決するのですが、今回の事例はどちらにも当てはまりません。ネットワークアダプターは有効化されていましたし、デスクトップパソコンなのです。

そこで、Windowsの機能で、トラブルシューティングというものがありますが、ネットワークの設定でそれを実行したところ、エラー結果の詳細に

「IPプロトコルスタックをネットワークアダプターに自動的にバインドできませんでした」

と表示されていました。この文章をそのままGoogle検索したところ、下記のサイトにたどり着きました。

やふりーの日記帳
「IPプロトコルスタックをネットワークアダプターに自動的にバインドできませんでした」エラーの解決法
https://ya-fury.com/pc/windows/1477/

対象方としましては、

>するとついに犯人の「WLAN AutoConfig」 が現れました
>このサービスが何故か無効になっていたので自動にしたら
>嘘のように治りました(笑)

で、私の事象でも、このサービスが「手動」になっていたため、サービスが起動していませんでした。

このサービスを「自動」で起動するように変更することで、無事、アクセスポイントの一覧が表示されるようになりました。
(サービスの修正方法につきましては、「Windows サービス 設定」などで検索してみてください)

やふりーさん、ありがとうございます!
有用な情報なので、リンクを張らせていただきます。

Git Bitbucket Atlassian 認証エラー

今まで普通にGitが使えていたのに、認証エラーがでて使えなくなった、と言う方むけの投稿です。

これまでの、独自で決めたパスワードは使用できなくなり、文字数が長くランダムで、一度しか表示されないパスワードを利用してください、という事のようです。

続報: Bitbucket APIとGitアクティビティでのAtlassianアカウントのパスワードの廃止について
https://community.atlassian.com/t5/Bitbucket-articles/%E7%B6%9A%E5%A0%B1-Bitbucket-API%E3%81%A8Git%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%93%E3%83%86%E3%82%A3%E3%81%A7%E3%81%AEAtlassian%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E3%83%91%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AE%E5%BB%83%E6%AD%A2%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/ba-p/1819271

NetowlでSSL証明書申請時「新規取得申請のオーダーに失敗しました。登録内容に不備がないか確認のうえ再度申請をお願いします。」

Netowl(ネットオウル社、https://www.netowl.jp/)からSSL証明書を取得しているのですが、今回取得申請する際に

「新規取得申請のオーダーに失敗しました。登録内容に不備がないか確認のうえ再度申請をお願いします。」

と表示され、先に進むことができませんでした。

色々な情報(組織名や住所など)を変更して再度登録するも、事象は解決せず、困っていました。

しかし、ようやく理由に気が付けました。それは、秘密鍵の作成時に本来、

openssl genrsa -des3 -out (キーファイル名) 2048

とすべきところを、

openssl genrsa -des3 -out (キーファイル名)

と、鍵長の指定(2048)が抜けていたことが原因でした。

秘密鍵が不適切だったので、そこから作成したCSRではSSL証明書の申請ができなかったと思われます。

秘密鍵の作成から再度行うと、無事にSSL証明書の申し込みができました。

上手くいかない場合、きちんとマニュアル通りに作業ができているか、お確かめください。
https://www.sslbox.jp/support/man/csr_make_flow_openssl.php

Microsoft Office 365 のOutlookで署名が自動的に挿入されない件

ここ一か月位、Office 365 の Outlook でメールを作成する際、署名が自動的に挿入されず、面倒くさいと思っていました。

そこで、マイクロソフトのサポートに連絡すると、さっそく返信が来きました。マイクロソフトのサポート力は大したものです。

手順は

*************
=================
■ 署名の再作成手順
=================
1. Outlook on the web (https://outlook.office365.com/owa) にサインインします。
2. 画面右上 歯車アイコン > [Outlook のすべての設定を表示] をクリックします。
3. [メール] > [作成と返信] > メールの署名画面を開きます
4. [+ 新しい署名] をクリックします。
5. “署名の編集” に署名の表示名を入力し、下部の入力欄に任意の署名を記載します。
6. [保存] をクリックします。
7. “既定の署名を選択” にて、上記で作成した署名を適用します。
新規メッセージ用、返信/転送用 の両方のプルダウンを新規作成した署名に変更し、[保存] をクリックします。
8. 設定画面を [x] 閉じるボタンで閉じます。
9. メール画面の [新しいメッセージ] をクリックします。
10. 別ウィンドウでの返信、転送動作で新しく作成した署名が挿入されているか確認します。
*************

とのことでしたが、私の場合、上記手順では、メール作成時に自動的に署名が挿入されるようにはなりませんでした。

そこで、一度サインアウトし、その後、再サインインすることで、無事に自動的に署名が挿入されるようになりました。

ようやく、手間がかからなくなりました。いちいち署名をコピペするのは、面倒くさい事でしたから。

マイクロソフト、ありがとう。

nano SIM(LTE) ではなく、VoLTE用 SIMが対応するでは?

最近は、SIMロックフリーのノートパソコンが増えていますが、私が使用しているPanasonic Let’s note CF-SV7もSIMを内蔵できます。

いちいちWi-fi端末などを持つ必要がなく、すぐに接続できるのも魅力です。

私は格安SIMの中でもUQモバイルを使っているのですが、通常のLTEのnano SIMを新規に契約し、Let’s noteに挿入してみました。

しかし、正しく設定しているにも関わらず、2分もすると圏外になってしまいました。2分間はつながるのですから、APNの設定は正しいと予想できます。

そこで、SIMの種類が違うのではないかと疑い、スマホ(Xperia XZs)のVoLTE SIMを挿したところ、案の定、接続が持続しました。

SIMの種類を変更するしかなく、結果、パソコン用のSIMの切り替えに手数料が3,240円発生してしまいました。

契約する前に、Panasonicのサイトを確認したのですが、VoLTEとは書いていませんでした。

au回線とドコモ回線で違う可能性もあるのですが、UQ mobileを使用としている方はご注意ください。

Let’s note 2017春モデル(SZ6、XZ6、LX6シリーズ)の考察

いつもは中古のLet’s noteを買い漁ることがほとんどですが、たまたま、お客様から最新・新品のLet’s noteの購入代行依頼を受けました。

お客様の候補は、SZ6シリーズ。ただ、SZシリーズは解像度がWUXGA(1920*1200)で、12.1インチで表示したら、文字が小さすぎて見えないだろうに、と心配していました。

なので、14インチでFull HD(1920*1080)のLX6も候補としました。ただ、以前、B10を使用していましたが、15.6インチでFull HDでも文字は小さかったので、14インチでFull HDもかなり文字は小さくなるだろうと思われます。

お急ぎとの事だったので、秋葉原に出向いて選定しました。しかし、Let’s noteはもう、ほとんど店頭には置いてありませんでした。個人が店頭で買うような機種ではないのでしょう。

秋葉原のヤマダ電機でLX6の実物を見ると、やはり大きい。持ち運ぶことも想定されたので、LX6は早々に候補から外しました。

SZ6はすでに売り切れで、実物は置いてありませんでした。ちょうど、夏モデル発売直前で、在庫が無い時期だったのです。

そんな中、ディスプレイ部分を取り外すと、タブレットにもなるXZ6の実物が置いてありました。XZ6の解像度はなんとQHD(2560*1440)。

SZ6もXZ6も高解像度でどうするのだろう?と思っていましたが。Win10の機能で拡大をすることで、見やすい大きさにすることがわかりました。AppleのRetinaディスプレイ搭載機と同様の発想です。

なので、Win7で使おうとすると、文字がぼやけてしまう可能性があります(実際に試してみたわけではありませんが)。また、Win10でも、対応していないアプリや、解像度が低い画像などはぼやけます。

XZ6も悪くないし、想像より価格が安かったです。おそらく、人気が無いのでしょう。お客様にXZ6を勧める手もありましたが、最終的には断念しました。理由は、ディスプレイが脱着できることによる壊れやすさの心配と、ディスプレイがグレア(光沢あり)だった事です。

急いでいたので、価格.com掲載店の中でも、店頭で受け取れる店を選び、SZ6を購入しました。

SZ6をいざセットアップすると、LTE対応モデルということもありますが、なんでもかんでも外部のサーバーに送信するような設定になっていました。なので、ほとんどの情報を外部サーバーに送信しないような設定にしました。

購入したのは”CF-SZ6JFMQR”というモデルですが、CPUがCore i7-7500Uなので、ちょっと動作が速いようにも思いましたが、SX2のi5-3320Mと比べ「格段に速い」とまでは言えないようにも思います。電池の持ちはずっと良くなっていると思いますが。

あと、LTE対応版だと、スマホやタブレット感覚で位置情報を使える可能性があります。Facebookで場所のタグを簡単に付加することができるのかもしれません。

もし、次にLet’s noteを買う場合は、LTEモデルにし、Win10で運用すると便利かもしれない、と思いました。

いよいよ、Win7も終わりが見えてきたかな、と考えさせられました。

※乱文ですみません。順次、校正していきたいと思います。

「あて先ラベル印刷ソリューション」を構築しました

先日「AMAZONマーケットプレイスは儲からない(少なくとも弊社は)」という記事を書きましたが、Amazon経由での販売を断念し、これまでどおり「ヤフオク」で販売せざるを得なくなりました。

そのヤフオクはいくつも「手間のかかる」作業が発生しますが、その一つに「発送作業」があります。

今後、単価の安い機器(USBケーブル等)を発送する際、多くが送料の安い「定形外普通郵便」になると思われます。ただ、字が汚い私にとって「宛名書き」は億劫な作業です。

そこで、「あて先ラベル印刷ソリューション」を構築しました!

その画面(エクセルシート)です。

はい、そこ、「しょぼっ」とか言わない(笑)。

まず、ヤフオクの「落札者」の方の「氏名・住所」をこのシートに貼り付けます。その後、

このシートを開き、「印刷」ボタンを押します。すると、こんな感じで印刷されます。

プリンターはブラザー製 QL-720NW という機種なのですが、中に感熱紙のラベルロールが入っていますので、インクやリボンの補充は不要で、高速にラベルを印刷することができます。

差出人はいつも同じですから、これまでどおり、A4のラベルシートを利用して、貼り付けます。

すでに、何枚もあて先ラベルを印刷していますが、かなり便利になりました。

Amazonマーケットプレイスは儲からない(少なくとも弊社は)

訳あって、新品のスマホ周辺機器(USB充電機器、等)を何百個と抱えることになり、置き場所に困っていました。

当初、ヤフオクに出品して売却していたのですが、出品や発送に手間がかかる割に売上や利益が少なく、本業(システム開発)が忙しくなると機器をほったらかしにしているのが実情でした。

そんな中、Amazonのマーケットプレイスで販売できることを知り、実践してみました。

しかし、結果から言えばほとんど売れず、期待した効果は得られませんでした。

Amazonの集客力・販売力は私を含め、誰もが認めることでしょうが、いくつかの好条件が重ならないと、効果を得るのは難しいのではないでしょうか。

私の経験から、以下の項目が当てはまるほど、マーケットプレイスでの販売は難しいと思います。

・本家Amazonと商品が被る。
・商品の販売価格が低い(1,000円未満である)。
・商品の独自性が低い(どこでも売っている)。
・販売個数が少ない。事業規模が小さい。
・売りたい商品に制限がかかっている(事前に調べるべき)。

まず、マーケットプレイスには「大口出品」者と「小口出品」者があり、大口出品登録する場合、月5,000円弱の手数料がかかります。小口出品の場合は1商品ごとに100円の手数料がかかりますが、大口出品の場合はかかりません。その他、大口出品のほうが月額手数料を支払う分、優遇されている事が多いです(詳細は省略します)。

この5,000円の手数料が、商品の販売価格が低く、数も少ない場合にそこそこ重くのしかかります。

また、Amazonの「ウリ」に「迅速発送」「2,000円以上は送料無料」がありますが、それを求めるお客に対応するため、マーケットプレイス業者も「フルフィルメント by Amazon(FBA)」というサービスを利用する事が推奨されるのですが、当然、手数料がかかります。それも決して安くありません。

さらには、販売価格を低く設定すると、強制的に「まとめ買い対象商品」にされたり、ひどい場合には、売りたい商品が販売できない事もあります。CDや食品、アダルトのようなカテゴリーだけではなく、特定の商品(新商品や売れ筋商品なのではないかと予想します)が販売登録できない事があります。

例えば、私が所有している、USBケーブルを直接コンセントに繋げるACアダプターが販売できませんでした。サポートセンターに確認しても、「現在、この商品を売りたい業者に制限をかけていて、理由は非公開、いつ解除されるかも不明。」という返答でした。

「まとめ買い対象」や「販売可能商品の制限」は結局はAmazon都合なのだろうと思いました。

また、購入者の立場になればわかることですが「ちょっとした価格差だったならば、多少高くても安心できるAmazonで買う」という事が起こっていると思います。

例えば、スマホ充電用USBケーブルを販売していたのですが、本家Amazonの価格が430円だったのに対し、弊社が420円で設定しても、全く売れませんでした。そこで、実験的に390円で設定したところ、1日で完売(全8本)しました。

しかし、390円で売れても、Amazonへ支払う手数料(FBA利用)を引くと、1本あたり11円しか残りません。先述した「大口出品者手数料」の分だけ赤字です。ましてや、今回は商品原価(仕入額)を意識しなくてもいいのですが、仮に仕入れが発生するとしたら、やるだけ損な取引です。

なぜこうなるのか?それは、先述した「儲からないパターン」の項目がいくつも当てはまるからです。

マーケットプレイスの仕組みをみると、どんなに高価なものでも、「発送手数料」や「倉庫保管手数料」は大きさによって決まります。商品が売れるたびに発生する手数料は、販売金額の何%となりますが、「小さくて高価なもの」であれば、商機はあるかもしれません。

物販とはなかなか難しいものだと、携わってみてわかりました。

Office 365 でログインができない

MicrosoftのOffce 365のメールが確認できず、これまで使っていたURLにアクセスしたところ、

************************************
問題が発生しました
組織には削除のマークが付けられています。この状態が予期しないものである場合は、Office 365 サポートにお問い合わせください。************************************

と表示され、ログインしなおそうと思っても、処理がループするような状況になりました。

仕事で365のメールを使っている私にとっては致命的で、早速、マイクロソフトに問い合わせをしました。

すると、私が契約していた 「Office 365 Small Business」というプランは、2016年の後半に廃止になり、30~60日の猶予期間ののち、順次、使えなくなるとの事でした。

私の場合、使用状況から後継プランの「Office 365 Business Essentials」にしたのですが、オンライン(Office 365 管理センター)から移行することが可能です。

ただ、多少手順がありますので、必要に応じてマイクロソフトのサポートに連絡をし、手順を教示してもらうのがよいでしょう。
https://support.office.com/ja-jp/article/%E4%B8%80%E8%88%AC%E6%B3%95%E4%BA%BA%E5%90%91%E3%81%91-Office-365-%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B-%E7%AE%A1%E7%90%86%E8%80%85%E5%90%91%E3%81%91%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%97-32a17ca7-6fa0-4870-8a8d-e25ba4ccfd4b

切り替え後、過去のメールも見られるようになりましたが、私の環境では切り替え後1時間くらいかかりました。

効果があったかどうかは不明ですが、対象のメールアドレスに外部からメールを送った直後に、メールボックスを確認することができるようになりましたので、おまじない程度に実施されてください。

【Excel】セルに値が入力された場合だけ、特定の文字列を付加する方法

エクセルで、セルに値が入力された場合のみ、その値に特定の文字を付加する方法を考えてみました。例えば、セルA1に名前が入力された場合に、”様”を付加する、という感じです。

そのセルに直接入力があるので、セルにIF関数を設定することは出来ません。また、マクロ(VBA)も使わない事とします。

条件付書式を使って実現しました(以下の方法はExcel 2013で確認しました)。

1.リボンの[条件付書式]をクリックし、「新しいルール(N)…」を選択します。
2.「ルールの種類を選択してください(S):」で「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選びます。
3.「ルールの内容を編集してください(E):」の「次のセルのみを書式設定(O):」の一番左のコンボボックスを「空白なし」にします。
4.右下付近にある「書式(F)…」をクリックし、「表示形式」タブシートの「分類」を「ユーザー定義」にし、「種類(T):」の下のテキストボックスに
@”様”
と入力します。

これで、指定のセルに値を入力すれば、その値に”様”が付加された状態になり、値を削除すれば、”様”も一緒に表示されなくなります。