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nano SIM(LTE) ではなく、VoLTE用 SIMが対応するでは?

最近は、SIMロックフリーのノートパソコンが増えていますが、私が使用しているPanasonic Let’s note CF-SV7もSIMを内蔵できます。

いちいちWi-fi端末などを持つ必要がなく、すぐに接続できるのも魅力です。

私は格安SIMの中でもUQモバイルを使っているのですが、通常のLTEのnano SIMを新規に契約し、Let’s noteに挿入してみました。

しかし、正しく設定しているにも関わらず、2分もすると圏外になってしまいました。2分間はつながるのですから、APNの設定は正しいと予想できます。

そこで、SIMの種類が違うのではないかと疑い、スマホ(Xperia XZs)のVoLTE SIMを挿したところ、案の定、接続が持続しました。

SIMの種類を変更するしかなく、結果、パソコン用のSIMの切り替えに手数料が3,240円発生してしまいました。

契約する前に、Panasonicのサイトを確認したのですが、VoLTEとは書いていませんでした。

au回線とドコモ回線で違う可能性もあるのですが、UQ mobileを使用としている方はご注意ください。

UQを炎上させるのではなく、勉強料だと思えばどうか

RBB TODAYが2015年7月14日にネットで報道した以下の内容、

UQ WiMAXの「3日間で3GB」制限、規制時速度や広告表現を見直しへ
http://www.rbbtoday.com/article/2015/07/14/133334.html

を要約すれば、

「3日間で3GB以上の通信量になると通信速度が制限されるにもかかわらず、その規制を明示せず、あたかも制限が無いような広告を行っていた。また、最大220Mbpsの速度があるとしていたが、実際には5~10Mbpsの速度しか出ない。」

という感じでしょう。特に、契約者の怒りが集中しているのは「3日間で3GB」の規制です。

ですが、私はこの「怒り」に多少疑問を感じています。

現在のモバイル通信において、通信量にどの程度の制限があるのかは、必須の確認事項だと思います。もしそれが明示されていないのであれば、確認してから契約をしなければなりません。

もしこの確認ミスが、自家用車や住宅の契約、会社の取引で発生したとしたら、とんでもない損害をこうむる可能性があります。UQの場合、解約違約金は1万円~2万円でしょうから、勉強料としては適当ではないでしょうか。

 
実は私もUQ WiMAX 2+を契約していたのですが、3日で3GBの規制が想像以上に厳しく、違約金を2万円近く払い解約する事にしました。

ただ、私は「3日で3GB」の制限が適用される可能性があることを認識していましたし、違約金の額も認識していました。ですので、批判・炎上は筋違いであると考えています。

 
一方で、憤慨している人を擁護できる点は、回線が混雑していないだろう時間帯まで、通信速度を一律1Mbpsに制限する事です。

また、1日で3GBの通信料を使い切ってしまうと、翌日から3日間も制限される事になります(http://www.uqwimax.jp/lp/3gb/)。

規制後の回線速度(1Mbps)は、一般的なサイトであればあまりストレス無く表示されるものの、Google Mapのように、画像が多用されるサイトは、かなり表示に時間がかかります。使い物にならない、と言ってもいいかも知れません。

可能な限り、規制をゆるくするような努力を、UQが講じてくれる事を期待しています。