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Office 365 でログインができない

MicrosoftのOffce 365のメールが確認できず、これまで使っていたURLにアクセスしたところ、

************************************
問題が発生しました
組織には削除のマークが付けられています。この状態が予期しないものである場合は、Office 365 サポートにお問い合わせください。************************************

と表示され、ログインしなおそうと思っても、処理がループするような状況になりました。

仕事で365のメールを使っている私にとっては致命的で、早速、マイクロソフトに問い合わせをしました。

すると、私が契約していた 「Office 365 Small Business」というプランは、2016年の後半に廃止になり、30~60日の猶予期間ののち、順次、使えなくなるとの事でした。

私の場合、使用状況から後継プランの「Office 365 Business Essentials」にしたのですが、オンライン(Office 365 管理センター)から移行することが可能です。

ただ、多少手順がありますので、必要に応じてマイクロソフトのサポートに連絡をし、手順を教示してもらうのがよいでしょう。
https://support.office.com/ja-jp/article/%E4%B8%80%E8%88%AC%E6%B3%95%E4%BA%BA%E5%90%91%E3%81%91-Office-365-%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B-%E7%AE%A1%E7%90%86%E8%80%85%E5%90%91%E3%81%91%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%97-32a17ca7-6fa0-4870-8a8d-e25ba4ccfd4b

切り替え後、過去のメールも見られるようになりましたが、私の環境では切り替え後1時間くらいかかりました。

効果があったかどうかは不明ですが、対象のメールアドレスに外部からメールを送った直後に、メールボックスを確認することができるようになりましたので、おまじない程度に実施されてください。

【Excel】セルに値が入力された場合だけ、特定の文字列を付加する方法

エクセルで、セルに値が入力された場合のみ、その値に特定の文字を付加する方法を考えてみました。例えば、セルA1に名前が入力された場合に、”様”を付加する、という感じです。

そのセルに直接入力があるので、セルにIF関数を設定することは出来ません。また、マクロ(VBA)も使わない事とします。

条件付書式を使って実現しました(以下の方法はExcel 2013で確認しました)。

1.リボンの[条件付書式]をクリックし、「新しいルール(N)…」を選択します。
2.「ルールの種類を選択してください(S):」で「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選びます。
3.「ルールの内容を編集してください(E):」の「次のセルのみを書式設定(O):」の一番左のコンボボックスを「空白なし」にします。
4.右下付近にある「書式(F)…」をクリックし、「表示形式」タブシートの「分類」を「ユーザー定義」にし、「種類(T):」の下のテキストボックスに
@”様”
と入力します。

これで、指定のセルに値を入力すれば、その値に”様”が付加された状態になり、値を削除すれば、”様”も一緒に表示されなくなります。

新規インストール後、Windows Updateが応答なしに(Windows 7)

Windows 7 をクリーンインストールした後、Windows Updateを実行すると、いつまで経っても終わらない、という状況に陥る事があります。DSP版のWin7では必ずそうなるような気がします。

対処方法として、以下のマイクロソフトのコミュニティが参考になります。

http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_7-update/windowsupdate%E3%81%A7%E6%9B%B4%E6%96%B0%E3%83%97/5ac1569e-cee4-4b11-90f5-1116a09f7686?page=2&auth=1

いろいろ書かれていますが、私の場合、ほとんどが64bit版なので、本文中、

>64bitをお使いのようですので・・・正しくは KB3145739 をダウンロードします。

とある、以下のUpdateを手動で実行すると、Windows Updateが完了します。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/search.aspx?q=KB3145739

それでも、更新の一覧を取得するまでに、3時間以上(機種のスペックによっては5時間以上)かかりますので、気長に待つしか無いです。

[タスクマネージャー]-[プロセス]で「すべてのユーザーのプロセスを表示」を押し、TrustedInstaller.exe が実行されていれば上手くいっている、と私は判断しています(確証なし)。

svchost.exeのメモリ使用量がとんでもないことになっていると思いますが、多分大丈夫でしょう。

その後、Updateの一覧が250項目以上になりますが、最初のUpdate実行は上から100未満に絞った方が良さそうです(個人的な経験から)。一度に実行すると、大量の「更新失敗」が発生する事があるためです。

Win7が発売されたのが2009年10月ですので、更新項目が溜まってしまうのですね。

Excel 2013のセル移動のアニメーションを無効にする方法

Excel 2013の初期状態では、アクティブセルのカーソルを移動させる際、「ぬるっ、ぬるっ」とアニメーションを伴って移動します。

これでは、カーソル移動に時間がかかってしまうので、このアニメーションを無効にしたいと考える人も多いでしょう。

ネットで調べると、Windows全体の設定として無効にする方法を紹介しているところもありますが、それは少し不安です。

そんな中、以下のサイトにはいくつかの方法が記載されていますが、方法のひとつにレジストリを編集するものがあり、(一定のパソコンスキルを持っている人であれば)この方法が良いのではないでしょうか。

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1306/21/news070.html#registry

手順は、まず、レジストリエディタを起動して、

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Common\Graphics

というキーを操作します。デフォルトでは「Graphics」は作成されていないので、その場合はひとつ上の階層のCommonのフォルダの絵を右クリックし、[新規]-[キー]を選びます。「新しいキー #1」というフォルダの絵ができますので、その名前を「Graphics」に変更します。

次に、その「Graphics」を右クリックし、[新規]-[DWORD(32ビット値)]を選びます。新しく追加された値の名前を「DisableAnimations」に変更し、その絵を右クリック、「修正」を選択し、「値のデータ」に「1」を設定すれば、次回Excel起動時以降は、従来のExcelのバージョンのようにセルが瞬時に移動するようになります。

ぜひ、やってみてください。

Windows Updateで8007000Eのエラーが出る場合の対処、他

業務の関係で、Windows7のパソコンを工場出荷状態にし、その後、Windows Updateを最新の状態までする事が多々あります。

しかし、いつからか、最初のWindows Updateを実行すると、8007000Eというエラーが発生し、何度やっても同様の症状が改善しない状況になりました。全てのパソコンでこうなる、と言ってもいいくらいです。

困ってネット上で情報を探していたところ、下記のサイトに対策が書いてありました。

PCデジタル 様
WindowsUpdate(ウインドウズアップデート)のエラー8007000Eが出て更新プログラムを更新できないときの対処事例(Windows7)
http://pclifeblog.net/archives/1288

上記サイトでは、さらに以下のサイトが紹介されています。

SEのひとり言 様
WINDOWS UPDATE 8月分 8007000E
http://icn-s.info/blogindex/windowsupdate-201508-8007000e

有用な情報をありがとうございます。

対策を一言で言えば、Windows Updateのアップデート項目である、「KB3050265」を、これのみ先に実行する、という事です。リンク先は以下です。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=47352

このインストールを先に行えば、次に進めます。私の環境の場合、次のアップデート項目が200以上あるので、一瞬「またダメなのか?」と不安になるくらい時間がかかりますが、エラーが発生しないという点では、一歩前進している事になります。

しかし、安心したのも束の間、今度は「更新プログラムを確認しています」と表示されてから、何時間も(一晩放っておいたので、8時間程度?)応答が無い事象が発生することがあります。

それに関しても、下記サイトに対策が書いてありました。

ぼくんちのTV別館 様
Windows Updateに時間がかかる問題2016年4月版
http://freesoft.tvbok.com/cat97/2016/update_not_proceed_2016_04.html

またまた、有用な情報をありがとうございます。

内容を転記させていただくと、

1. KB3138612とKB3145739を手動でダウンロード & インストールする
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/search.aspx?q=KB3138612
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/search.aspx?q=KB3145739

が私の環境での解決手段となりました。

正直、私にはこれらの解決方法を導き出すことはできなかったでしょう。多くの方々の情報提供には本当に頭が下がる思いです。ありがとうございます。

「エクセルパスワード瞬時解除ForExcel2007/2010/2013」では「読み取りパスワード」を解除できない?

【エクセルパスワード瞬時解除ForExcel2007/2010/2013 でブックのパスワードを解除する方法】

Excelをはじめとする、Officeのファイルを保存する際、「読み取りパスワード」や「書き込みパスワード」が設定できます。

しかし、当然、それらのパスワードを忘れてしまったら、ファイルを開いたり、書いたりする事ができません。何とかして開きたい。ということで、ツールを探すわけですが、「エクセルパスワード瞬時解除ForExcel2007/2010/2013」というものが使えるかも、という事になります。

ですが、どうもこのツールは、シートやブックに設定した「保護」のパスワードを解除するのが目的で、「読み取りパスワード」を解除できるわけじゃ無いようです(もし、この記述が誤っているようでしたら、弊社メールアドレス(info@ejpl.co.jp)までご連絡ください)。

その証拠に、このツールはアドインになっていますので、もし、読み取りパスワードが解除できない状態であれば、アドインを使うところまで行けません。

インターネットで調べたところ、バージョン2007以降のOfficeファイルは、「読み取りパスワード」が強化され、簡単には解除できなくなっているようです。パスワードを総当たりで確認するしかない、という情報も見ました。

「エクセルパスワード瞬時解除ForExcel2007/2010/2013」だけでなく、「Excelのパスワード解除」と謳っているツールはみな、Office 2007以降の「読み取りパスワード」を解除する事は出来なさそうです。

「読み取りパスワード」について、有用な情報をお持ちの方は、ぜひ、情報をお寄せ下さい。